獣医師が太鼓判！パピヨンに安心して与えられるおすすめドッグフード7選と選び方とは？【2025年5月最新版】

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「パピヨンにあった餌は？」
「安全なドッグフードはあるの？」

大きい目と耳の飾り毛がチャーミングなパピヨン。健康的で病気をしづらく、長生きする子が多いことから人気のある犬種ですよね。

そんなパピヨンと長く一緒に過ごすために、どんな 餌・ドッグフードが良いのかを知りたいですよね。

アニマルドクターズ編集部がパピヨンの年齢別や状況別にどんなドッグフードが良いかをまとめていますのでぜひ参考にしてみて下さい。

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パピヨンの特徴

中世ヨーロッパで生まれ、貴族階級に愛されてきたとされるパピヨン。ヨーロッパ諸国において、マリー・アントワネットに寵愛された犬種としても有名ですよね。ちなみに、パピヨンという名前はフランス語で「蝶」を意味しています。大きな立ち耳が羽根を広げたように見えることから、こう呼ばれるようになったそうです。

当記事ではドッグフード相談所編集部が、餌の選び方や年齢別・状況別にあったドッグフードをどこよりも詳しく解説していきます！

パピヨンに最適なドッグフードの選び方

犬の中でも小柄な体型のパピヨンは、骨の細さゆえに骨折や関節症を発症しやすいと言われます。また、食が細く食いつきが悪い子も多いため、しっかり栄養を摂らせるためには適切なドッグフード選びが重要です。

ここでは、フード選びの際にチェックすべきポイントを3つに分けてご紹介します。

動物性たんぱく質はしっかりした体格や筋肉にするのに必要！

パピヨンの成犬の平均体重は、3～5kgと小さめです。骨格はしっかりしているものの、筋肉質でないことから骨が外れやすい点に注意する必要があります。健康的な筋肉づくりを支えるためにはたんぱく質の摂取が重要で、特に肉食の犬にとって肉や魚といった良質な動物性たんぱく質は欠かせません。

良質な脂質は皮膚トラブルを予防する！

犬は炭水化物の消化吸収を苦手としており、摂取してもエネルギーに変換しにくいです。また、消化機能にも大きな負担をかけてしまいます。反対に脂質は優先的に消化され、日常の活動を支えるエネルギー源となってくれます。愛犬のパピヨン用にフードを選ぶ際は、高脂質・低炭水化物であることを必ず確認するようにしてください。

好き嫌いを防ぎ、フードも切り替えやすい！

犬はその子によって香りの好みが異なり、気に入らないフードは食いつきが悪くなる傾向があります。栄養豊富なものでも食べてくれなければ元も子もありませんね。

もしも食欲にムラがある場合は、お試し用の餌などで複数の味を食べさせてみてください。好き嫌いを効率的に把握できるため、フードの切り替えがスムーズにいきます。

パピヨンにおすすめのドッグフード7選

ドッグフードを選ぶ３つの基準（①良質な動物性たんぱく質、②高脂質・低炭水化物、③悪い添加物が入っていない）をクリアしているおすすめのドッグフードを7つ紹介していきますね！

商品名をクリックすると詳しく見れますよ！

商品名	主要たんぱく質	税込価格
OBREMO	鶏肉・馬肉・魚 主原料ごと4フード	価格 ・鶏肉フード：4,830円 ・馬肉フード：5,552円 ・まぐろ＆たらフード：5,026円 ・いわし＆たらフード：5,227円  内容量：800g
モグワンドッグフード	チキン＆サーモン	価格：5,456円  内容量：1.8kg
このこのごはん	鶏肉	価格：3,850円  内容量：1.0kg
カナガンドッグフード チキン	チキン	価格：5,038円  内容量：2.0kg
うまか	鶏肉	価格：5,478円  内容量：1.5kg
ペロリコドッグフード	肉類（チキン生肉）	価格：5,038円  内容量：1.8kg
ミシュワン	チキン、ターキー、サーモン	価格：5,478円  内容量：2.0kg

【年齢・状況別】パピヨンにおすすめのドッグフード

パピヨン子犬（〜1歳程度の子犬）

代謝がよく運動量も多い子犬には、健康的な成長を促すために栄養価が高い子犬用ドッグフードを与えるようにしてください。また体重管理を徹底し、成長スピードに合わせて適切な給餌量を見極めるようにしましょう。月齢のみで判断すると、適切な栄養を摂取できなくなる可能性があります。

パピヨン成犬（1歳～）

大人の体が完成した成犬期は、個体の体格や運動量によって給餌量を調整する必要があります。基本的には、1日分の量を朝夕2回に分けて与えましょう。骨や筋肉を形成するたんぱく質が豊富に含まれるものをおすすめします。

パピヨン老犬（7歳以降）

シニア期に入ると、寝ている時間が増えて運動量が減少するワンちゃんが多いです。そのため、低カロリーのフードを選んで太らせないように注意してください。また、噛む力が衰えるにつれて食欲も低下する傾向が見られるため、小粒で食べやすいタイプを選ぶのもポイントです。

避妊、去勢中のパピヨン

犬は避妊、去勢手術を受けるとホルモンバランスが変化し、食欲が増すと言われます。これまでと同じ給餌量では肥満を招く恐れがあるため、低カロリーで良質な動物性たんぱく質がしっかり摂れるものを与えましょう。

妊娠中のパピヨン

妊娠中は、お腹の中の赤ちゃんにも栄養を届ける必要があります。あまりカロリーは気にせず、栄養価が高いフードを与えるようにしましょう。ビタミンやタウリン等を豊富に含む、子犬用フード等がおすすめです。

ドッグフードの量と与える回数の目安

ドックフードの量と与える回数は、

をもとにして計算します。

以下で、1日に与えるドックフードの量と回数を分けて解説していきます。

ドッグフードの量

犬が1日に必要なカロリー（1日あたりのエネルギー要求量；DER）については以下のような計算式があります。

１日あたりのエネルギー要求量（DER）＝安静時のエネルギー要求量（RER）×活動係数

※RER（単位：kcal）＝体重（kg）×30+70

安静時のエネルギー要求量とは、犬が何もせずにじっとしているだけで消費するエネルギー量のことをいいます。

これに活動係数といって、年齢や運動量、避妊や去勢の有無などを考慮する係数をかけることで1日あたりのエネルギー要求量を計算することができます。

※活動係数は以下の通りです ▼

年齢・状況	活動係数
生後4か月未満	3.0
生後4～9か月	2.5
生後10～12か月	2.0
成犬期 去勢・避妊済み	1.6
成犬期 未去勢・未避妊	1.8
シニア犬期（7歳～） 去勢・避妊済み	1.4
シニア犬期（7歳～） 未去勢・未避妊	1.4
肥満傾向	1.4
減量中	1.0
妊娠中（1～4週目まで）	2.0
妊娠中（5～6週目まで）	2.5
妊娠中（7～8週目まで）	3.0
授乳中	4.0～8.0 （または自由に食べさせる）

月齢ごとの平均体重は以下の通りなので、1日あたりのエネルギー要求量を考慮してフード量を計算するとこのようになります ▼

月齢	平均的な体重	1日のフード量
1か月齢	500g～1.0kg	約75g
2か月齢	1.0kg前後	約75g～100g
3か月齢	1.5kg～3.0kg	約85g～120g
6か月齢	2.5kg～3.5kg	約90g～125g
9か月齢	3.0kg～4.0kg	約100g～130g
12か月齢～	3.0kg～5.0kg	約75g～100g

※100gあたり400kcalのドッグフードの場合

ただ、フードの量に関しては消化能力や運動量など個体差も関係するので、必ずしも計算上の食事量を与えていたからと言って太らない、痩せないというわけではありません。

あくまでひとつの目安として考え、体重の変化や触り心地などを日々観察しながら適切な体重を維持するようにしましょう。

与える回数

フードを与える回数については月齢ごとに異なります。

子犬のうちは胃が小さく、一度に少量ずつしか食べることができないので分けて与えるようにしましょう。

厳密な決まりはありませんが、

くらいに分けて食べさせてあげるといいでしょう。

時間にとらわれてお互いがストレスになってしまうことがあるので、家庭での都合に合わせて回数やタイミングを調節しましょう。

また、早食いをして吐いてしまう子犬もよく見かけます。

その場合、手であげてみたり、ちょっとずつお皿にフードを入れるようにして与えるようにしましょう。

ドッグフードは種類、値段とも様々で選ぶものによって1ヶ月に必要な費用が大幅に変化します。また、犬の年齢や活動量によって、与える量や給餌回数も異なります。1日当たりの給餌量を70gとすると、1ヶ月で約6000円必要な計算になります。

獣医師が回答！

まとめ

今回は大きい目と耳の飾り毛がチャーミングなパピヨンについて、餌の選び方やおすすめのドッグフードをご紹介しました。

パピヨンは、小型犬にしては骨格がしっかりしており、健康的で病気をしづらいとされる犬種です。しかし、筋肉量が少なく骨の外れやすさが懸念されているため、適切なドッグフード選びが重要となります。

愛犬の健康を第一に、飼い主にとって続けやすいかどうかも考慮して最適なドッグフードを選びましょう。